マツバギク

マツバギク(松葉菊)は、ハマミズナ科に属する多年草(または常緑低木)で、多肉植物の仲間です。

​その名前は、以下の特徴に由来しています。

  • 「松葉(マツバ)」: 葉の形が多肉質で細長く、松の葉に似ていることから。
  • 「菊(キク)」: 花の形が細い花びらを多数持ち、菊の花に似ていることから。

​主な特徴は以下の通りです。

  • 原産地: 南アフリカ
  • 分類: ハマミズナ科(ツルナ科)
    • ​園芸品種として流通しているのは、主にランプラントゥス属 (Lampranthus) やデロスペルマ属 (Delosperma) など、複数の属の植物の総称としても使われます。特にデロスペルマ属には耐寒マツバギクと呼ばれる丈夫な品種があります。
  • 草姿: 地面を這うように横に広がる性質(匍匐性)があり、グランドカバーやロックガーデンによく利用されます。
  • 花:
    • ​開花期は春から秋にかけて長く、品種によって異なります(デロスペルマ属は主に6月~10月頃)。
    • ​花の色はピンク、赤、オレンジ、黄、白、紫などカラフルです。
    • ​最も特徴的なのが、晴れた日の日中に花が開き、夜や曇りの日には花を閉じる性質があることです。
  • 栽培: 乾燥に強く、日当たりと水はけの良い場所を好みます。過湿には弱いので注意が必要です。
  • 花言葉: 「怠惰」「怠け者」(日が当たらないと花を閉じることに由来)、「心広い愛情」「勲功」などがあります。

​名前が似ているマツバボタン(スベリヒユ科)とは別の植物です。

シオン

「シオン」にはいくつかの意味があります。

​文脈が不明でしたので、主なものをいくつかご紹介します。

  1. 地名・概念 (Zion / Sion)
    • ​古代イスラエルにおいて、エルサレム(特に神殿の丘)の別名、またはイスラエルの地全体を指す言葉。
    • ​聖書に登場する地名であり、シオニズム(ユダヤ人の民族運動)の語源にもなっています。
  2. 植物 (紫苑)
    • キク科シオン属の多年草。
    • ​秋に薄紫色の花を咲かせることで知られ、花言葉は「追想」「遠い人を想う」などです。
  3. 人名・アーティスト名 (SION)
    • ​日本のシンガーソングライター・俳優(本名:藤野秀樹)。ハスキーな歌声と独自の音楽性で知られています。
    • ​ホロライブ所属のVTuber、紫咲シオン(むらさき しおん)。
  4. 企業名
    • ​「株式会社シオン」など、日本の複数の企業名として使われています。

​もし、特定の「シオン」について知りたい場合は、追加で教えていただけるとより正確な情報を提供できます。

トラデスカンティア・シラモンタナ

トラデスカンティア・シラモンタナは、ツユクサ科ムラサキツユクサ属(トラデスカンティア属)の常緑多年草です。

​観葉植物や多肉植物として人気があり、その最大の特徴は、株全体が白い長い毛(綿毛)で密に覆われていることです。

​主な特徴は以下の通りです。

  • 学名: Tradescantia sillamontana
  • 原産地: メキシコ
  • 別名(和名・園芸名):
    • ​シラゲツユクサ(白毛露草)
    • 白雪姫(シラユキヒメ)
    • 白絹姫(シラギヌヒメ)
    • ホワイトベルベット (White velvet)
  • 草姿: 茎は地を這うか、やや立ち上がります。
  • 葉: 卵形で多肉質、全体が密な白い毛で覆われており、これが鑑賞の主な対象となります。乾燥気味に育てると毛が密になり、水を与えすぎると毛が少なくなり間延びする傾向があります。
  • 花: 夏から秋にかけて、茎の先端に明るいピンク色〜淡い赤紫色の3弁花を咲かせます。花は朝に咲き、午後にはしぼむ一日花です。
  • 栽培:
    • ​日当たりを好みますが、夏の強い直射日光は避けた方が良いです。
    • ​乾燥に比較的強く、水はけの良い土壌を好みます。
    • ​耐寒性は比較的強い(0℃前後まで耐える)ですが、凍結を避け、寒冷地では冬は室内に取り込むのが一般的です。

​もふもふとした白い姿が愛らしく、「白雪姫」「白絹姫」といった別名で親しまれています。