
シナミザクラ(支那実桜)ですね。別名「カラミザクラ(唐実桜)」とも呼ばれ、一般的な観賞用のサクラよりも一足早く、3月上旬から中旬頃に開花する非常に縁起の良いサクラです。
ソメイヨシノなどとはまた違った魅力や、育てる上での楽しみがあります。
シナミザクラの主な特徴
- 花と香り: 白に近い淡いピンク色の小ぶりな花を咲かせます。一番の特徴は、雄しべが長く突き出していることで、繊細で可愛らしい表情を楽しめます。また、ほのかな甘い香りがあるのも魅力です。
- 実の楽しみ: 名前(実桜)の通り、花が終わった後に赤くて小さな実をつけます。この実は食用になり、甘酸っぱい味がします(サクランボの仲間です)。
- 成長: 樹勢が強く、比較的コンパクトにまとまるため、お庭のシンボルツリーや鉢植えでも育てやすい種類です。
育て方のコツ
- 日当たり: 日当たりと風通しの良い場所を好みます。
- 水やり: 庭植えなら根付いた後は雨水で十分ですが、実を膨らませる時期(4月〜5月頃)に極端に乾燥させないのが、美味しい実を収穫するポイントです。
- 剪定: 12月〜2月の落葉期に行います。混み合った枝を間引く程度で形が整います。
ピンクユキヤナギとの相性
先ほどお話ししたピンクユキヤナギと、このシナミザクラは、開花時期が重なることが多いです。
足元にピンクユキヤナギを植え、その上にシナミザクラが咲くような構成にすると、春のピンク色のグラデーションがとても美しく映えますよ。
今はちょうどお花が咲いているか、あるいは小さな実の準備を始めている頃でしょうか?もしお庭に植える場所の相談や、実の活用法(果実酒など)に興味があれば、ぜひ教えてくださいね。

