原爆ドーム

原爆ドームは、第二次世界大戦末期に広島に投下された原子爆弾の惨禍を今に伝える貴重な歴史的建造物です。その歴史と観光情報について以下にまとめます。

​原爆ドームの歴史

  • 建設: 1915年(大正4年)に「広島県物産陳列館」として開館しました。チェコの建築家ヤン・レツル氏が設計した、当時としては珍しいヨーロッパ風の建物でした。その後、「広島県産業奨励館」と改称され、広島の産業や文化の中心地として栄えました。
  • 被爆: 1945年(昭和20年)8月6日午前8時15分、原爆はドームからわずか約160m離れた上空で炸裂しました。建物は爆風と熱線で大破しましたが、爆心地に近かったため、かろうじて中心部分の骨組みが残りました。
  • 保存: 被爆後、市街地の復興が進む中で、この建物を保存すべきか解体すべきか議論が交わされました。多くの市民が保存を願い、募金運動が展開された結果、保存が決定しました。

​世界遺産への登録

  • ​1996年(平成8年)12月、原爆ドームは「人類史上初めて使用された核兵器の惨禍を如実に伝え、核兵器の廃絶と世界の恒久平和を訴え続ける人類共通の平和記念碑」として、ユネスコの世界遺産に登録されました。

​観光情報

  • 所在地: 広島平和記念公園の北東部にあります。
  • 見学: 公園内にあり、柵の外から自由に見学できます。内部に入ることはできません。入館料や開園時間はありませんので、いつでも訪れることができます。
  • アクセス: 広島電鉄の路面電車「原爆ドーム前」停留場からすぐです。

​原爆ドームは、平和を願うための重要なシンボルとして、多くの人々にその姿を伝え続けています。

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