オッタチカタバミ

オッタチカタバミは、日本全国の道端や空き地でよく見かける、カタバミの仲間です。北アメリカ原産の帰化植物で、1960年代に日本に入ってきたとされています。

​カタバミと非常によく似ていますが、その名前が示す通り、茎が立ち上がるのが最大の特徴です。

​オッタチカタバミの主な特徴

  • 草丈: 10〜50cmほどにまっすぐ立ち上がります。カタバミが地面を這うように広がるのとは対照的です。
  • 花: カタバミと同じく、鮮やかな黄色の5弁花を咲かせます。花の大きさもほぼ同じです。
  • 葉: 3枚のハート形をした葉(3出複葉)が特徴です。夜間や雨の日、日差しが強すぎるときには葉を閉じます。
  • 果実: 花が終わった後、果実の柄が下向きに反り返ります。カタバミの果実の柄は横や斜め上に向くので、これも見分けるポイントになります。
  • 毛: 茎や葉、花柄に白い毛が多いのも特徴の一つです。

​オッタチカタバミの花言葉

​オッタチカタバミは、カタバミと同じく以下のような花言葉を持っています。

  • 喜び
  • 輝く心、心の輝き
  • 母のやさしさ
  • 幸運が舞い戻る、幸せが戻る

​特に「幸せが戻る」という花言葉は、春になると再び花を咲かせる様子からつけられたと言われています。

​カタバミは家紋にも使われるほど古くから日本に親しまれてきた植物で、その生命力の強さから子孫繁栄の願いが込められていました。オッタチカタバミも同様に、踏まれてもたくましく立ち上がる姿は、生命力の強さを感じさせますね。

フウセントウワタ

​フウセントウワタ(風船唐綿、学名:Gomphocarpus physocarpus)は、ガガイモ科の多年草で、ユニークな風船のような実をつけるのが特徴です。その実の形から「フウセンダマノキ」や「フウセンノキ」とも呼ばれます。

​特徴

  • 実の形: 最大の特徴は、直径5〜6cmほどの球形または卵形で、表面に毛の生えたユニークな実です。これが風船のように見えることから名前が付きました。実は熟すと割れて、中から白い綿毛のついた種子が飛び出します。
  • 花: 茎の先端に、小さく白い花を多数つけます。花は下向きに咲き、目立たないことが多いです。
  • 葉: 細長いへら状の葉をつけます。
  • 生育: 茎はまっすぐに立ち上がり、草丈は1〜2mほどになります。生育旺盛で、比較的丈夫な植物です。

​育て方と利用

  • 栽培: 日当たりが良く、風通しの良い場所を好みます。寒さに弱いため、日本では一年草として扱われることが多いです。種まきや挿し木で増やすことができます。
  • 利用: ドライフラワーや生け花、フラワーアレンジメントのユニークな素材として人気があります。特に、秋から冬にかけての装飾によく使われます。

​フウセントウワタは、そのユニークな姿から観賞用として親しまれていますが、全草に毒性があるので、扱いには注意が必要です。

ヘラバヒメジョオン

ヘラバヒメジョオン(箆葉姫女苑、学名:Erigeron strigosus)は、キク科の越年草で、北アメリカ原産の帰化植物です。

​日本の道端や空き地、河川敷などでよく見かけるヒメジョオンと非常によく似ていますが、いくつかの違いがあります。和名の「ヘラバ」は、葉の形が「箆(へら)」に似ていることに由来します。

​特徴

  • 葉の形: ヒメジョオンの葉がギザギザしているのに対し、ヘラバヒメジョオンは全体的に細長いへら状で、縁にギザギザ(鋸歯)がほとんどないか、あっても目立たないのが特徴です。
  • 生育場所: ヒメジョオンが比較的肥えた土地を好むのに対し、ヘラバヒメジョオンは、やせて乾燥した場所でも育ちます。
  • 花: 白い小さな花をたくさんつけ、ヒメジョオンと同様に蕾の時期にうなだれることはありません。

​駆除について

​ヘラバヒメジョオンは、繁殖力が非常に強いため、庭などで増えすぎると管理が難しくなることがあります。駆除する際は、以下のポイントを押さえることが重要です。

  • 種子ができる前に: 大量の種子をまき散らす前に、花が咲いている時期に駆除するのが最も効果的です。
  • 根から抜く: 茎だけを刈り取っても、根が残っていると再び生えてくるため、根ごと抜き取ることが重要です。土が固い場合は、事前に水をまいて土を柔らかくすると抜きやすくなります。
  • 継続的な管理: 根や種子が残っていると、翌年以降も生えてくる可能性があるため、数年かけて継続的に管理することが大切です。