
**黒法師(クロホウシ)**は、アエオニウム属に分類される多肉植物です。まるで黒いバラの花束のように見えるユニークな姿が特徴で、インテリアグリーンとしてとても人気があります。
特徴
- 見た目: 黒紫色の葉がロゼット状(バラの花のように重なり合う形)に広がり、茎の先にまとまってつきます。このシックな色合いは、強い日光に当てることでより一層濃くなります。
- 成長サイクル: 冬から春にかけてが成長期で、この時期にぐんぐん葉や茎を伸ばします。夏は暑さが苦手なため休眠期に入り、葉を落として小さくなることがあります。
- 花: 成長した株は、春から初夏にかけて黄色い花を咲かせることがあります。しかし、花が咲くとその茎は枯れてしまうことが多いため、株を長く楽しみたい場合は、花芽が出てきたら切り取るのが一般的です。
- 別名: 「サンシモン」という別名もあります。
育て方のポイント
置き場所
- 成長期(秋〜春): 日当たりと風通しの良い場所を好みます。葉の色を美しく保つには、十分な日光が不可欠です。
- 休眠期(夏): 高温多湿に弱いため、風通しの良い半日陰に移しましょう。直射日光や雨が当たる場所は避けてください。
水やり
黒法師は乾燥に強い植物です。
- 成長期: 土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与えます。
- 休眠期: ほぼ断水します。月に1回程度、土の極端な乾燥を防ぐために少量の水を与える程度にしましょう。この時期に水をあげすぎると、根腐れの原因になります。
植え替え
- 時期: 成長期にあたる3月〜5月、または9月〜11月が適期です。
- 目安: 2年に1回程度が目安です。鉢底から根が出ていたり、株の成長が止まったりしたら植え替えのサインです。
増やし方
剪定した茎を土に挿す「挿し木」で簡単に増やすことができます。切った茎を数日乾燥させてから土に挿し、発根するまでは水を与えず、半日陰で管理します。