ショウリョウバッタ

​ショウリョウバッタ(精霊飛蝗)は、細長い体と長い後ろ脚が特徴的な大型のバッタです。夏の終わりから秋にかけて、公園や河川敷などの草原でよく見かけられます。

​特徴

  • 体の大きさ: オスとメスで大きさが大きく異なります。メスは7.5〜8cmほどにもなる大型で、オスの約2倍の大きさです。
  • 体色: 緑色型と褐色型がいます。生息する環境に合わせて色が変化し、草地にいるものは緑色、地面や枯れ草にいるものは褐色になることで、天敵から身を守る擬態をしています。
  • 名前の由来: お盆の時期に現れることから「精霊」の名がつけられたという説や、細長い姿が精霊馬(しょうりょううま)を連想させるからという説があります。
  • オス特有の行動: オスは飛ぶときに、前翅と後翅を打ち合わせることで「チキチキチキ」という独特の音を出します。このため、「チキチキバッタ」とも呼ばれることがあります。
  • 食性: 主にイネ科の植物を食べます。エノコログサ(猫じゃらし)やススキ、オヒシバなどが好物です。

​生態

  • 出現時期: 成虫は主に8月から11月ごろまで見られます。
  • 繁殖: 秋に交尾したメスは、土の中に腹部を差し込んで卵を産みます。卵は土の中で越冬し、翌年の初夏に孵化します。
  • 成長: 不完全変態をする昆虫で、卵からかえった幼虫は、脱皮を繰り返しながら成虫と同じ姿で成長していきます。

​ショウリョウバッタは、身近な場所で観察できる親しみやすい昆虫として、子どもたちにも人気があります。

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